第2番札所 紀三井寺

和歌山市内の南に走りと、名草山の中腹に巨大な甍が立ち並んで見える。
★城郭を思わせるような威容、これが紀三井寺であった。正確には「紀三井山金剛宝寺護国院」であり、通称が紀三井寺なのであった。

【枯れることのない三つの井戸】
★参道をから本堂までは、急な石段が231段ある。その中ほど右手に、一条の清水が落ちている。これが清浄水で楊柳水、吉祥水の三カ所の湧水(井戸)が、三つの井戸がある寺=紀三井寺となったと言われる。

【境内からの眺めは最高】
★眼下に和歌山市内の町並みが開け、その向こうに波静かな和歌の浦が望める。この寺の桜は早咲きで有名であるらしく、春になると、必ずといってよいほど「紀三井寺はちらほら咲き………三分咲き………」などと、テレビうやラジオ、新聞等で出るらしい。その桜も見事な景観であるという。