震災地の近くの温泉施設へ出かけた思い出

震災地の近くの温泉施設へ出かけた。高速自動車道が平日も無料ということで、変な話、かなり得をした気持ちになる。こんな感情を持っていいのだろうか、と自問する。無料化は、震災復興の物資の輸送に料金が嵩まないことから、大いに役立つことであろう、と考えるが、果たしてどうであろうか。その分を安価にしてもらうのであればいいのだが、それを会社の内部保留にしてしまい、働いている人にも分配しないとなると、会社(社長、役員など)の利潤だけ蓄積されてしまうのであれば、どうなのであろうか。難しい話は、おいておくことにしよう。入浴して、ゆったりとした気分は何事にも代え難い。こうしたことを満喫できるということは、「しあわせ」ということだろうか。被災者の皆さんには、悪いが…。でも、入浴料や食事代などのことを考慮すれば、義援をしていることになるのだから、そんなに、「ふさぐこと」も「卑屈になること」もない、のかも知れない。