『漁業という日本の問題』(勝川俊雄著)を読んだ


◆上記タイトルの本を読んだ。強く関心があった訳ではない。しかし、読んでみると、いろんな問題が、漁業においてもあることがわかる。

◆著者は「あとがき」で書いています。『今の漁業は入り口も出口もふさがれた状態です。漁業者同士の魚の奪い合いによって、獲れる魚の量もサイズも少なくなっています。……』

◆『漁獲量が減れば、その分値段を上げなければならないのですが、魚は安くなる一方です。……購買力を持った大手スーパーがあらかじめ価格を決めているのです。……』

◆『補助金で目先の不満をそらすのではなく、この構図に風穴を開けなければ、漁業に未来はありません。…』

◆まったくそのとおりだ感じた次第である。